第238号  24年6月号  早津 一仁

 新緑の若葉がたいへん美しい季節になりました。気温の上昇とともに小鳥たちの活動も活発になってきているのを感じています。
 日頃より大変お世話になりまして、誠にありがとうございます。3月の後半よりの超忙しい春作業も、今では無事「田植え」作業を終えられて、まずは一段落といった「ほんの少しだけゆっくり出来る安堵感…」を味わっております。4月初めにありました暴風被害(爆弾低気圧による)の影響で、その復旧作業などから遅れ遅れできました育苗管理、トラクターによる耕起や代掻きなど、本当に早朝から夜遅くまで睡眠時間を削っての毎日の農作業に頑張ってきました。この6月初旬は、そんな一春の労に対しての慰労会「早苗振り」…(大昔から"さなぶり"と云ったそうです。)で、ご近所や友人との一献の席を設けたいと思います。くれぐれも飲みすぎには注意して、私の肝臓にも適度な潤いを与えましょう!

 この春といえば、私たち『こまちの里』のご家族で大きな変化というか、大変喜ばしい世代交代が起こっていました。まあ本人からは報告しないでしょうから、勝手ながら私がお伝えしますね。
①大川家…今までは外で仕事をしながらも、週末を主体に農作業を手伝ってくれていた二男が「就農宣言」してくれて、後継者として色んな会合にも大川会長に代わって出席し始めております。もちろん今年の田植えも、仙台で所帯を持っている長男家族も手伝いに来てくれて、大賑わいの毎日だったとか…。

②長井家…横浜で都会暮らししていた自慢の娘さんがこの冬に帰って来ていました。毎朝の雪寄せも頑張っていた娘さんが、田んぼに入って泥だらけになり、フォークリフトも自在に運転する腕前になりました。公務員として頑張っている長男が「跡取り」の約束はしてきた筈ですが、まさか家族4人が揃って「田植え」できるとは長井社長も夢にも想ってなかった筈ですが?

③清野家…こちらは予定通りに二女の娘さんが帰ってきました。4人娘ですので、そこは4姉妹会議のもとでの嬉しい就農だと思います。昨年12月に長女を北海道の方に嫁に出したばかりですので、何やら嬉しくも忙しかった清野さんです。畦の草刈りも見事にこなしていました。トラクターの運転をさせたかは、まだ報告がありません。

さて太田家とわが家なんですが、残念ながら大きな変化もなく家族構成はいつものままです。まだまだ子供たちにはお金が掛かるばかりです。太田さんは息子さん2人、わが家は娘2人ですので、楽しみはまだまだ先の話であります。
 こんな『こまちの里』の近況ですが、これからもご指導宜しくお願い致します。  

今月の一句
嫁ぎ来て 田にのびのびと 早苗かな