第114号  14年3月号  早津 一仁

 半年ぶりの筆無精をどうぞお許し下さい。いつもお世話になりまして、本当に有難うございます。早津家一同こころより感謝・感謝です。

 感動冷めやまぬ、ソルトレイクのオリンピックが大きなトラブルや事件もなく、無事終わりました。世界中の注目をブラウン管に釘付けにし、感動と興奮、そして喜びを与えてくれた選手たち、関係者の皆様、本当にご苦労様でした。わが郷土・秋田が生んだオリンピック選手・「高橋大斗」「小林範仁」ご両人は、立派に活躍してくれました。3月はパラリンピックに声援を送りましょう。

こちら秋田のこの冬は、寒さと暖かさの繰り返しで、どんと大雪になっては寒波が続かず、すぐ暖気になって、仕舞いには雨が降って、あっという間に雪がなくなるという状態でした。わが大潟小学校・ご自慢のスケートリンクは、開店休業が長く続き、良い状態で滑れたのは何日あったでしょうか? それでも、しっかり秋田朝日放送のテレビ取材を受けたらしく、小学2年の長女・美南は、バッチリ長々と映っていました。家でそのニュースを見終わってから本人いわく、「また、テレビに映りたいねー。」(親はなんて答えたらいいのか?) 

 最近、小学校の授業の中で、国語の教科書に「おへそってなあに?」という題名の、お母さんのお腹の中で赤ちゃんがへそで繋がって、大事な栄養をもらって大きくなるという物語がありました。ここから発展して、生活科の時間には、それぞれの家から、自分が赤ちゃんの時の、記念の品を持ってくることになったそうです。

わが家では、妹の紅喜も交えて女三人、連日宝物探しをしていました。「へその緒」、「足形」、「命名用紙」、「五歳まで切らずに伸ばしていた長い髪」など見つけては、不思議そうに眺めていました。ついでに出てきてしまった山ほどの記念写真の数々、毎晩寝る前に、二人仲良く眺めては笑っているようです。

待ちに待った弥生三月。雪解けとともにまた新たな農作業が始まります。「一年の計は元旦にあり」ですが、私ども百姓の中でも、米作り農家のスタートは三月です。心を引き締めて、良いスタートを切りたいと思っています。今年もまた、恵まれた日差しと十分な水に湛えられますよう祈念し、豊作の秋を迎えられまう…。

今月の一句
スケートリンク かたちのままに 雪解かな