第219号  22年11月号  長井 一彦

 肌寒く感じられる日が多くなって参りました。そんな天候不順の中、皆様におかれましては益々お元気にてお過ごしの事と存じ、心よりお喜びを申し上げます。

 秋田では11月ともなりますと、初雪に見舞われる時期でございまして、その頃に開かれますのが秋田県農業の祭典「秋田県種苗交換会」でございまして、今回で133回を数える日本一長い歴史を誇る、かって農聖と称えられました、故、石川理紀之助翁が農業の発展を願い始められたもので、秋田県はもとより東北各地から大勢の人が訪れ、講演会、農業シンポジュウム、農業機械、、農産物、会にまつわる資料の展示、植木ほか特産品の販売、多くの出店等など、とても賑わう「農の祭典」でございます。

 刈り取りを終えてからの暗渠などの後仕事に精を出しながら、この日が来るのを楽しみにしておりまして、「ほっ」とした束の間の農休日と申しましょうか、恒例の行事と致しまして、家族、あるいは友達と皆で見学に出かける訳でございます。新しい農機具に眼を奪われますが、なにしろこの不景気でございまして、予約する事も出来ず、「ああ、欲しかったな~」と振り返り見つつ、買った数本の苗木などとメーカーから頂いた小さい記念品をぶらさげながら家路に着くのでございました。
 さて、もうすぐ雪の便り、皆様、風邪などお召しになりませんように、どうぞお体に気を付けられまして、お過ごし下さいますよう心より念じつつ「ひとこと」と致します。

今月の一句
 悲喜こもごも 雪は思いを 隠したり