第215号  22年7月号  清野 道義

  何時も「こまちの里」をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
早いもので、今年も半分が終わってしまいましたが、皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしの事と思います。

 春に植えた「あきたこまち」もすくすく育ち、今では水面が見えなくなる程に成長し牧草地の様な草原を思わせるほどの緑で一杯になりました。我が家の圃場では、今月下旬から来月上旬にかけて稲穂が顔を出す予定です。
 今年の春は天候不順に悩まされ、生育の遅れと茎数不足が心配されましたが、梅雨入り前の好天続きでかなり好い所まで解消され、現在はほぼ平年並みと言った所でしょうか。今は、水田に溝を切って排水性を良くする作業をしています。稲の条に合わせて長さ130m~150mの溝を田圃1枚に付き13~15本、全部で約250本程切ります。一昨年までは歩行タイプの溝切り機を使っていましたが、現在は小型バイクの様にまたがり、機械に乗って溝切り作業を行います。おかげで30km程の距離を機械と一緒に田圃の中を歩かないで済みます。気温の暑い中の溝切り作業は重労働でしたが改めて作業機の進歩に感謝しています。
 幼芽形成期も過ぎ、出穂期までもう少しです。梅雨明けは何時になるかわかりませんが、出穂期以降の天候も冷夏の予報を覆し、順調に暑い夏が来てほしいものです。

 今の時期の農作業と言いますと、先程書きました排水を素早く行うための溝切り作業や草拾い、畦畔の草刈や育苗ハウスの手直しなど、農作業は尽きることはありません。それでも春の農繁期の様な忙しさはないので、稲作研究会やおはよう野球・ソフトボールなど各種の会合やイベントが目白押し。私もおはよう野球のチームに所属していて、老体に鞭打ちながらプレーを続けています。チームメートも現役を退いた選手ばかりで構成し、若い連中には負けないぞと檄を飛ばしながら頑張っています。でも、スポーツに携わる事の少なくなった今では、試合が終わった翌日以降に襲ってくる体中の筋肉痛が・・・悲しいかな寄る年月には勝てない年齢になって来ました。それでも、シーズン中は1勝か2勝する事もあるのです。その時は朝から酒盛りを・・・いやいや、やっぱり家に帰って朝ごはんを食べて田圃に向うんですよ。

 我が家の娘達もそれぞれの立場で頑張っているようです。
この春中学生となった末娘も姉達同様バレーボール部に入部し同じ道を辿る事になりました。
3年間、勉強やクラブ活動など中学校生活を有意義に過して欲しいものです。

 これから梅雨が明けると本格的な夏がやって来ます。暑さも益々厳しさを増して来ます。どうぞお体ご自愛下さいましてお過ごし下さいませ。皆様のご健勝を、みちのく秋田よりお祈り致しております。  

今月の一句
爽やかや 一万町歩の 青田風