第222号  23年2月号  早津 一仁

新年が明けまして、2011年のスタートから早一ヶ月が過ぎてしまいました。 「一年の計は元旦にあり・・・。」と、心に決めた今年の目標に向って、また始まる一年の『稲づくり』の計画をじっくり考える冬の季節を迎えております。

 どうやら日本全国で寒波が居座っているようですね。特に日本海沿岸の各地では、気象データの観測史上最高の積雪量を記録してしまった地域が出始めているようです。テレビ報道でご存知でしょうが、秋田県・県南部の横手市や湯沢市では除雪作業に大変苦労されているようです。ましてや奥羽山脈に近い山間部では、4m・5mという数字まで出てきています。当然のことながら家の一階部分は雪の中に埋もれてしまうことになります。市町村によっては、緊急対策として一時公共事業を中止させてまで、土建業者さんの重機やトラックを除雪作業に向わせた地域もあります。こうなりますと、高齢者や一人暮らしの家庭などは本当に大変で心配されますが、地域のボランティアや社会福祉協議会などが先頭になって対応してくれています。最近では高校生や中学生などが、生徒会や部活動ごとのチームとなって「雪寄せ」の奉仕活動が行われていて、冬場の恒例行事に定着しているそうです。

 ここ大潟村は幸いにして「例年よりちょっと多いくらい。」の積雪量ですんでいます。毎日毎日の雪なんですが、日本海からの風が強くて、積もるというよりは地吹雪のような横殴りの風雪になってしまいます。もちろん朝晩は氷点下まで冷え込みますので、案の定、幹線道路はテカテカに凍ってしまいます。まずは安全運転でゆっくりと・・・。

 秋田の雪祭り・冬祭りは、これからの2月が目じろ押しなんです。「横手かまくら」「湯沢犬っこ祭り」「大館アメっこ市」「男鹿真山なまはげ祭り」「上桧木内紙風船上げ」「田沢湖高原雪まつり」などなど、毎週末ごとに大賑いとなります。どれもこれも雪国ならではの古き伝統行事なんです。みちのく秋田の旅路の小休止に、白き雪の幻想をお楽しみ下さいませ。お近くにお越しの際は、是非とも私ども『こまちの里』まで足を伸ばして頂きたく存じます。お待ち致しております。

 菅直人首相が声高に叫び始めています「社会保障と消費税の論議」、そして「TPPの貿易交渉」と、日本丸の舵取りはどのような方向に結論が出るのか? 目の前には、また起きてしまった「鳥インフルエンザ」の対応策が急務なんですが・・・。
 雪解けとともにやって来る春の訪れを心待ちにして、じっくり体力を蓄えなければと思う昨今です。季節柄どうぞお身体ご自愛下さいませ。   

今月の一句
クニマスで こころ安きや 年明ける