第260号  26年4月号  長井 一也

 暖かな春の日差しがなによりうれしい季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 東日本大震災から三年が経ち、未だ26万を超える人たちが避難生活を余儀なくされているなど、阪神大震災と比べても、復興感の遅れが目立つといわれています。
 集団的自衛権については、大多数の人たちが納得できないまま憲法解釈が改められようとしています。
 そして、消費税が5%から8%に上がります。アベノミクスが目指す好循環はどのような結果を生み出すのでしょうか・・・などといっても、26年産米の作業は始まっています。

 秋田には「秋田さきがけ新報」という地方紙があり、コメどころ秋田の農業、稲作の現状と課題、将来像を考えていくというテーマ「農をつなぐ」という特集記事を気にして読んでいました。現在第3部「岐路に立つ干拓地」村の農家数人これからどうしていくのか、インタビューをもとに連載が始まりました。
 減反政策に賛成、反対していた人、畑作との複合経営、稲作をやめた人など。新聞社がどのような形で締めくくるのか、とても興味深いものがあります。
 数年後に制度が大きく変わり、5年、10年先の自分はどんな形態をとっているかは想像できませんが、農業の本質、いいものを作ることには変わりないと思います。
 三年目に入ろうとする今年、いろんな人と会って、いろんな話を聞けるよう努力できたらと思います。もちろん、今年の秋も安全で安心できるお米をお届けいたします。

 花冷えの頃は体調をくずしやすいものです、どうぞご自愛のほどを。

今月の一句
潟一面 笑ひとなりて かげろへる