こまちの里だより 一覧

第167号  18年7月号 (大川 澄雄)

みちのく秋田にも真夏日が訪れました。そして、燦々と降り注ぐ太陽の
光を受けまして、今まさに青田の季節でございます。真緑の葉末を揺すり
過ぎ行く風に波打つごとく煌めく様は、かの八郎潟の長閑な湖を揺らす
真夏の風のさざ波を思わせる、そんな風情でございましょうか。

「こまちの里」も15周年を迎え、毎月発行の「こまちの里だより」も
167号を数えます。様々な風物、原風景、出来事を本当に愚作ではありましたが、下の方にちょっぴり紹介しております俳句をたどりまして、夏の風情を添えながら…

第162号  18年2月号 (大川 澄雄)

 記録的な豪雪に見舞われました日本列島、お亡くなりになられた
方が百数名と言う大変お気の毒な年明けでございましたが、ここ二月に
入りまして、ほの暗い雪雲の空にも心なしか、ほんのりと春を呼ぶよう
な明るさを帯びてまいりました。「お~い、春よ早く来てけれ~」そんな
声がどこからか聞こえてきそうな静かな北国・・・・・。

大雪にすっぽり入り込んだ正月、幸いテレビなるものがございまして、暗いニュースもございましたが、本当に心を打つ番組もございました。実は私の大好きな番組もございま…

第158号  17年10月号 特別編 (大川 澄雄)

ゴォ~・バサバサッ 勢いよく機械の唸る声。そう、コンバインの稲を刈る音なんです。今年もいよいよ始まりました! そこ此処から聞こえてくる刈り取りの音、まるで祭りの如き賑わい。稲作農家が一年で、最も忙しく、しかし楽しい嬉しい刈り取り、今年は例年になく出来秋上々、有難い事でございます。

 そうですね、田んぼ一枚(1.25ヘクタール)の稲を刈り取るのに、約5時間でしょうか。刈り終わった田んぼを真上から見たら、まるで幾何学模様、宇宙人もびっくり!かもしれませんね。私も有難い事に、息…

第155号  17年8月号 (大川 澄雄)

 酷暑の最中でございますね、謹んでお見舞い申し上げます。

 皆様方におかれましては、真夏日の中にもお健やかにお過ごしの事と存じ、衷心よりお慶びを申し上げますと共にご厚情賜ります事に伏してお礼申し上げます。今回私が担当でございまして、「しめた、イエ~イ」という思いでございました。
 そう申しますと、しばらくメンバーの紹介してませんでしたよね。ここで思いっきり曝け出して皆様に(とくに欠点を、日頃の憂さ晴らしを)ご紹介致したいと張り切っております。ご遠慮はいりません、どしどし…

第150号  17年3月号 (大川 澄雄)

 「雪の果て」それは降雪の終わりを告げる季語だと言われています。
たまに降る雪も、どこかほんのりと柔らかく優しい、温かい感じが致します。
いよいよ「雪の果て」。とても長かった吹雪の日々、その根雪が解け始め、白い物が遠ざかっていく。雪大好きの私には何か寂しく、侘しい雪の去る季を迎えました。
 今年の初めての皆様への"おたより"が、またまた犬の話しになってしまいますが、超犬バカの私、「はぁ~オマエ、犬しかないのか・・・」と、どうぞご笑読下さいませ。

 交通事故やら色々ホームペ…

第145号  16年10月号 特別編 (大川 澄雄)

  ことしの夏は、猛暑、集中豪雨、地震、噴火、そして何と申しましても、七つも日本列島に上陸致しました台風・・・異常気象による本当に大変な被害でございましたね。謹んで心からのお見舞い申し上げます。
 でもいくらか秋の気配を感じさせる頃となりました。あの凌ぎやすい秋の日が一日も早く皆様に訪れますことを、北の空より心底お祈り致しております。

 そんな中、三度の台風に見舞われました大潟村、地域によりまして塩害による多大な害を被りましたが、幸いかな私ども「こまちの里」の圃場は海か…

第140号  16年5月号 (大川 澄雄)

 ♪♪揃た出そろた 早苗がそろた 植えよ植えましょ 御国のために
          米は宝だ 宝の草を 植えりゃ黄金の 花が咲く♪♪

 いよいよ田植えのシーズンを迎えました。ところで、この「田植え唄」おそらくご存の方は少ないのではないかと思いますが、この季節になりますと自然に口ずさむ、そんな懐かしい昔の唄。確か小学校で習った唱歌で、田植えの季節になりますと、いつも皆で唄ったものでした。「田植え休み」なるものが学校から出まして、その時の嬉しかった事。決して仕事が好きと言う訳で…

第135号  15年12月号 (大川 澄雄)

 いよいよ空からの、白い贈り物、雪が降って参りました。
本当に早いものですね。正月が過ぎたと思いましたら、
もう師走。様々な出来事、事件が多いこの頃です。
それ故に、余計月日の流れを早く感じるのかも知れま
せんね。そして、自然の中に勤しんでいる私たち。
それでも月日の流れを早く感じるのは、老齢に近づいたと言う事でしょうか。そう言えば、農業に就いてから35年も経ってしまいました。本当に歳月の早さをつくづく思うこの頃でございます。

今年は異常気象による冷害にみまわれ、土と共…

第130号  15年7月号 (大川 澄雄)

 拝啓 
 皆様におかれましては 恙なくお過ごしの事と存じ、衷心より お喜び申し上げます。本当にほんとに身に余るご愛顧頂きますことに、光栄と 幸せ、有り難さを心底思いつつ、感謝致しております。還暦を迎えました私でございますが この皆様のお支えを心の糧と致しまして、与えられた天職、農業に精進して参りたいと存じ ます。
(そう深謝しつつ今朝も愛する?稲君を見回っております。爽やかな自然の中で・・)

 自然と申しますと大潟村の今の季節、見事と歓声を上げたい程の自然の草花に覆われて…

第125号  15年2月号 (大川 澄雄)

 拝啓 春立つ頃となりました。でも北国におきましては、暦の上のことで ございまして、秋田はまだまだ雪の中、ホットな春を味わうのは三月からでは ないでしょうか。長い冬ゆえに、急に何処からかほっほっとした温みが押して来る、そんな "春の訪れ"移ろう季節の中で私は最も好き、全てが目醒めるようにほんのりとした明るさ に変わっていく。その中に動き出す生命の育み、素晴らしい自然の恵みゆく姿を感じます。
 これまでに「こまちの里だより」の俳句(本当に愚句ですが・・)に託した自然への想いを歳時…