こまちの里だより 一覧

第268号  26年12月号 (長井 一彦)

 世紀の大事業、八郎潟を干拓して生まれた大潟村、今年で創立50周年を迎えました。11月23日、その式典がございましたが、まさに感無量の一日でございました。入植当初、それはそれは毎日強い吹雪に悩まされ、夏はものすごい砂ほこりが舞い立ち、車は立ち往生、そんな荒野でありましたかの日から、現在は想像も出来ないほど、緑豊かな村へと変わって菜の花、桜並木、鳥が歌うたう、そんなのどかな風景が今の村の情景であります。
 ただ、これからの農業は本当に厳しい時代に突入することは間違いないでしょ…

第262号  26年6月号 (長井 一彦)

 6月に入りますと、田植え作業を終えた「あきたこまち」の早苗も元気に育ち、木々のみどり、花の色に負けずと色鮮やかになります。田んぼ一面さわやかな風に葉先がそよぐ頃には、ここまでの苦労を癒してくれる時でもあります。

 皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。
 ♪瑞穂の波のはて見えぬ、稔り豊けき蒲原の、廣野見さ来る心こそ希望に燃ゆる健児らが、行手を望む心なれ♪♪と唄われた母校の校歌に感化され、大志を抱く青年に嫁ぐ女性の人生がありました。
 八郎潟干拓入植訓練所入所のため…

第256号  25年12月号 (長井 一彦)

 時々、みぞれの降る肌寒い季節、早や年の瀬になりました。
 皆様におかれましては、師走を迎え大変多忙な日々を送られておられる事と存じます。 
 また、この一年間、皆様方より格別なお引き立てを賜りまして誠に有り難うございました。

 省みますと、春、我が家では入植以来44年、雪解けの遅い春、それを待っての家族揃って農作業がスタート、種蒔きから始まり、田植えを終えるまでの忙しさに戸惑いながらも、やがては大きく育っていく「あきたこまち」の葉がさわやかな風にそよぐ姿に癒されて、安堵感…

お盆 (長井 一彦)

 秋田でもまだ暑さが今週いっぱい続きそうです。
経験のない程の爆弾降雨量であっという間に土砂が押し寄せて来た、逃げる間もなく命をなくす。懸命の捜索にもまだ一人行方が分からずとか。被災者の皆様にはお見舞い申し上げます。
3日前から土砂災害で不通になっておりました秋田新幹線も今日ようやく開通、帰省のお客さん達は大変な疲労でくたびれた事でしょう。
 それにしても毎日全国的に暑いと思ったら土砂降りの連続、果たしていつまでこの天候が続くのでしょうか。
 終戦の日も暑かったそうな、広島、…

第250号  25年6月号 (長井 一彦)

 新緑の若葉がたいへん美しい季節になりました。気温の上昇とともに小鳥たちの活動も活発になってきているのを感じています。
 日頃より大変お世話になりまして、誠にありがとうございます。3月の後半よりの超忙しい春作業も、今では無事「田植え」作業を終えられて、「ほんの少しだけゆっくり出来る安堵感…」を味わっております。

 さて、今年は息子も娘も揃いまして、こりゃ作業に余裕のある農繁期を迎えられると内心「イエーイ」とほくそえんでおりましたが、学生時代までバレーボールをやっていた娘が、…

第244号  24年12月号 (長井 一彦)

 本年も早いもので、もう師走を迎えてしまいました。皆様方におかれましては、ますますお健やか、そしてご清祥で在られます事を謹んでお喜び申し上げますと共に、この一年、「こまちの里」をご愛顧下さいまして誠に有り難うございました。衷心より感謝申しあげます。

 さて、今年は異常気象と申しましょうか、雨の全く降らない大変な暑い日の連続でございました。稲の品質が心配されましたが、水は豊富に確保出来る事から、大変満足の行く「あきたこまち」を収穫する事ができました。その圃場も今は静かに真冬…

第240号  24年8月号 (長井 一彦)

  連日の真夏日を迎えております中、皆様におかれましては益々ご健勝の事と存じ、お喜び申しあげます。また、7月の豪雨に遭われまして甚大な被害を被りました西日本をはじめ、各地の皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 さて、今まさに強い日差しの中、四年に一度の祭典「ロンドンオリンピック」が開催されております。そして、高校球児の憧れでもある「夏の甲子園大会」が始まり、各県代表が、ここでも熱い戦いを繰り広げております。更に歴史ある各…

第235号  24年3月号 (長井 一彦)

 月日の経つのは本当に早いものでございます。あっと言う間に二月も終わってしまいました。大変雪の多い寒い日が続きましたが、そこは季節ですね。春らしい穏やかな日々となりました。今年は積雪が
多く、農作業も遅れるのではと心配しておりますが、日に日に雪解けも進んでいるようでございまして、ほっとしている所でございます。

 さて節句、ひな祭りですね。我が家でも妻の手作りのお雛様が今年も飾られました。小さい頃の娘が、「こんなお雛様は嫌だ」と駄々をこねたものでした。その娘も、今は親の気持…

第229号  23年9月号 (長井 一彦)

 何時いつも「こまちの里」をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
 この度の、東日本大地震による被災された皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。震災後半年が経ちますが、未だに復興の兆しが進まないことにも、本当に慰めの言葉もございません。一日も早く、生まれ育った地にお戻り出来ますことを、家族皆様でお暮らし出来ますことを心よりお祈り致しております。

 この頃になりますと、いつも思い出されるのが、ふるさと新潟での大水害でございました。この壊滅的被害に呆然と立ち尽くす日々…

第224号  23年4月号 (長井 一彦)

  東日本大地震によりまして、被災されました皆様に、まず以って深くふかくお見舞いを申し上げます。多くの悲しい痛ましい犠牲者の方々そして余儀なくされる避難生活、日夜の報道を見るにつけ、言葉にも
出ない誠に悲しい思いでいっぱいでございます。どうか一日も早く、お元気になられます事を唯ただ祈っております。

 さて、私事で申し訳ありませんが、私の若かりし頃、16歳の昭和39年、出身地であります新潟大地震の大被害の後、追い討ちをかけた41,42年の連続大水害、それも7・17、8・16…