こまちの里だより 一覧

第104号  13年5月号 (早津 一仁)

 「おひさしぶりです。」 皆様お変わりなく、お元気でいらっしゃいますか…?

今が当地大潟村の一番忙しい季節です。軽トラからダンプまで、ありとあらゆる自動車が時間を惜しむように、直線道路をハイスピードで走っております。(心のゆとりを持って、安全運転で……?)

 雪解けと共に迎えた新学期。わが家では、二人の娘たちが一緒に並んで登校できるようになりました。長女は小学校2年生に、二女は晴れて幼稚園に入園しました。今までは異なった出発時間が、この度より一緒の朝の時間になったのです。…

第103号  13年4月号 (太田 稔)

 今年の冬は例年になく厳しく、秋田でも十数年ぶりの大雪でしたが
あれ程積もった雪も消え、わが大潟村にも春一番が吹き荒れ、ようやく
春が訪れました。田圃では、暖かな春風に襟元をくすぐられながら耳をすますと、今まで感じなかった小鳥たちのさえずりさえも、子守唄の如く聞こえてきます。

 「春眠暁を覚えず」うららかな春の陽気は確かにここちよく、瞼を閉じると永遠にこのここちよさが続いてくれるような、そんな気持ちにしてくれる弥生三月である。
 そう、「春」は私が大好きな季節です、硬く…

第102号  13年3月号 (清野 道義)

 皆さんお久しぶりです。
3月に入りいよいよ農作業の始まりです。今年の雪解けは雪が多かった割には早かったように
思います。例年よりも多く降った雪も春の日差しにはかなわなかったようです。
冬の季節もあっと言う間にすぎてしまい、今まで周りの木々の芽が一斉に吹き出してきました。顔に当たる風が暖かさを増し、着ている服も1枚減りました。これから3ヶ月は怒濤の如く押し寄せる農作業の山に押し潰されないよう頑張ろうと思います。

 上二人と一番下の娘がこの春から中学校・小学校・保育園のそ…

第101号  13年2月号 (長井 一彦)

 2001年、21世紀を迎えて、早いもので立春とは言うもののまだまだ厳しい日々が続きます。皆様方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 みちのく秋田では八郎潟の風物詩でもあります、ワカサギ釣りが日曜日ともなれば多くの家族運れで賑わいをみせております。その場で七輪を利用してフライにして食べている人を見ればうらやましく私などは寒さに弱いためただ指を咥えて見ているだけなのです。皆様はワカサギ釣り等如何な物でしょうか。

 先日実家の新潟まで母親の顔を見に行ってきました。まだ…

第99号  12年12月号 (大川 澄雄)

 精一杯着飾っておりました草木も、すっかり葉を落とし
索漠とした景色が続いている秋田地方、いよいよ師走の頃となりました。

今年は暖冬なのでしょうか。何時も降り出す雪も、いまだ山々を白く染めることもございません。とは申しましても、もうじき白銀の世界に変貌することでありましょう。ただ冷たく寒い冬、でも本当は好きなのでしょうか。ついつい雪を待ってしまいます。北国にはやはり雪が似合います。温かい雪、優しい雪(?)であればと思っております。

 さて、私ども無い才能に鞭打って書い…

第98号  12年11月号 (早津 一仁)

「もみじの葉っぱも真っ赤だなあ~♪」
みちのく秋田は、今が紅葉真っ盛りです。寒さに比例して木々の色づきが増しますので、今年は今まで暖かく推移しており、今がちょうど見頃かと思います。

 いつも大変お世話になっておりますこと、家族一同感謝致しております。収穫後の後片付けや機械整備など、雪の降る前の残された仕事に追われております。秋田では、全国でも例のない農業の祭典「秋田県種苗交換会」が、県内持ち回り会場で開催されております。今年は秋田市を中心に11月1日より始まり、水稲、野菜…

第97号  12年10月号 (太田 稔)

 「コケコ~」と甲高い声が秋、早朝の澄み渡った空気を切り裂く。
我が家に今年の春からお目見えした雄の若鶏の鳴き声なのだが
何故か「コケコッコ~」と鳴けない。ただ今練習中なのか、はたまたちょっと足りないのか、いずれ朝から「コケコ~」は拍子抜けである。

 我が家では、かなり以前から自家用の採卵の為にニワトリを飼っているが、やはり有精卵が欲しいという事で、近所迷惑を承知で、雄鳥を一羽飼う事にした。庭には鶏小屋はあるにせよ、ほとんど野生に近い飼育方法のため普通のニワトリとは違っ…

第96号  12年9月号 (清野 道義)

 暑く厳しい夏もようやく過ぎ、朝夕はだいぶ過ごしやすくなってきた今日この頃、ふと気がつくと汗のかいた体を秋風が通り過ぎてゆきます。

 私達の村では先月、村長と村議員の選挙が行なわれました。そして秋田県では半世紀、大潟村では、初めての女性村長が誕生しました。また、議員選でも女性議員が一人当選し、村の行政でも新しい風が吹こうとしています。最近、農業を取り巻く情勢は、あまり良いとは言えない状況にある中でどんな風を吹かせてくれるのか楽しみです。

早いもので稲の収穫時期がやっ…

第95号  12年8月号 (長井 一彦)

 皆様におかれましては、連日の猛暑の中にもかかわりませず、ご健勝のことと お喜び申し上げますと共に、いつも「こまちの里」をご利用頂き有難うございます。

東北北部地方も7月27日で梅雨明け宣言、これから海に山こ涼を求めて大変な日が 続きますが、今年こそは祖先の墓前に久しくのご無沙汰を謝し、時代の流れなどゆっく りと振り返ってみるのも良いのでは、と思うこの頃でございます。

さて、私のような凡人には、最近あまり感動する場面も数少なくなりましたけれど、 7月末日、大潟村で華やかなソー…

第94号  12年7月号 (大川 澄雄)

 爽やかな青田の季節となりました。大潟村14、000ヘクタール( 山手線がすっぽり入る広さです)の広大な稲田は、今まさに目に沁みる緑ひと色。穏やかな夏空 と合いまって遥かに続く様は、公害もない、からっとした東北そのものでございましょうか。この農村の原風景、皆様にも是非浸って頂けたらと思いつつ、息子と日々農作業に 勤しむこのごろでございます。

 さて、農作業を手伝う息子、史郎と申しますが、今こうして一緒に仕事が出来ますこ とを私ながらに、心より有り難く思っております。命の尊さをかみし…