こまちの里だより 一覧

第262号  26年6月号 (長井 一彦)

 6月に入りますと、田植え作業を終えた「あきたこまち」の早苗も元気に育ち、木々のみどり、花の色に負けずと色鮮やかになります。田んぼ一面さわやかな風に葉先がそよぐ頃には、ここまでの苦労を癒してくれる時でもあります。

 皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。
 ♪瑞穂の波のはて見えぬ、稔り豊けき蒲原の、廣野見さ来る心こそ希望に燃ゆる健児らが、行手を望む心なれ♪♪と唄われた母校の校歌に感化され、大志を抱く青年に嫁ぐ女性の人生がありました。
 八郎潟干拓入植訓練所入所のため…

第261号  26年5月号 (大川 澄雄)

初夏、それは突然にやって来る北国、大潟村・・・・。
   
 五月、それはそれは農家にとりまして、まさに一番忙しい季節、猫も犬もネズミも出てきたばかりのカエルの手も借りたい、そんな人手を必要とするこの時期。田植えを終えますと、一年の米作り農家の仕事の7、8割を終えると言われているほど、超多忙な四、五月でございます。
 この農業の村の様子は昨年お知らせ致しましたので、今回は寒い春から一気に風薫る初夏、若葉の頃を迎えます北国、大潟村の周辺を散策して見たいと思います。
 ええっ・…

第260号  26年4月号 (長井 一也)

 暖かな春の日差しがなによりうれしい季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 東日本大震災から三年が経ち、未だ26万を超える人たちが避難生活を余儀なくされているなど、阪神大震災と比べても、復興感の遅れが目立つといわれています。
 集団的自衛権については、大多数の人たちが納得できないまま憲法解釈が改められようとしています。
 そして、消費税が5%から8%に上がります。アベノミクスが目指す好循環はどのような結果を生み出すのでしょうか・・・などといっても、26年産米…

第259号  26年3月号 (大川 史郎)

 なんといっても、今冬は“ソチ冬季オリンピック・パラリンピック”がありました。見たい競技がたいてい深夜に行われていて、主にダイジェストで結果を知ることが多く、競技全体を通してはあまり見れなかったです。今大会、色々な予想や前評判が報道されていました。やはり最高峰の世界大会。各国のトップが4年間の集大成をかけて集まってきたのだからその重圧の中でメダルを獲るというのはとても大変で物凄いことなんだと改めて感じました。各選手の活躍は文面上の都合で割愛させていただきますが、出場した選手の…

第258号  26年2月号 (早津 一仁)

 2014年の幕開けから、あっという間の一ヶ月が過ぎました。「一年の計は、元旦にあり。」と、いうことで新年の決意を家族揃って発表しあいました。私ども稲作専業農家の明るい前途には、『一段と厳しい・大きな変革の決断』の時に向けて、膨大な国際情報と「日本特有の本来の食文化」の再認識のために、準備を進めて行きたいと思います。

 わが家にとっては、新年早々に嬉しい出来事がありました。実はわが家の長女が、東京での学生生活を「東洋大学」で過ごしております。若かりし頃に長距離ランナーとして、ちょっ…

第257号  26年1月号 (清野 道義)

新年明けましておめでとうございます
旧年中は、格別のお引き立てを頂きまして誠にありがとうございました。

 毎年の様に今年こそは良い年であります様にと願っているのですが、なかなか世の中うまく回ってくれないようです。農業を取り巻く環境は益々厳しく、TPPなどは予断を許さない情勢となっております。
 そんな中でも今年は冬季オリンピックの年となっています。なかなか勝てない冬のスポーツの中スケートや女子スキージャンプなどメダルを期待できる選手も多数いるようです。いっぱいメダルを獲得して…

第256号  25年12月号 (長井 一彦)

 時々、みぞれの降る肌寒い季節、早や年の瀬になりました。
 皆様におかれましては、師走を迎え大変多忙な日々を送られておられる事と存じます。 
 また、この一年間、皆様方より格別なお引き立てを賜りまして誠に有り難うございました。

 省みますと、春、我が家では入植以来44年、雪解けの遅い春、それを待っての家族揃って農作業がスタート、種蒔きから始まり、田植えを終えるまでの忙しさに戸惑いながらも、やがては大きく育っていく「あきたこまち」の葉がさわやかな風にそよぐ姿に癒されて、安堵感…

第255号  25年11月号 (大川 澄雄)

 霜月、11月を迎えました。皆様におかれましては、ご清祥にてお過ごしの事と存じお喜び申し上げます。これから寒くなります。どうかお身ご自愛下さいますようお祈り申し上げます。

 来年、50周年を迎える「大潟村」始まりは、たったの14人昭和29年に始まった世紀の大事業でありました八郎潟干拓、その面積、1万7千203へクタールの新生の大地誕生でありました。湖底から生まれ変わった大地に、村が創られることになり、村名は全国から募集され、将来に大きな理想と躍進をこめて「大潟村」と命名さ…

第254号  25年新米発送特別号 (長井 一也)

 日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 大潟村でも稲刈りが始まりました。今年も無事に実りの秋を向かえることができ、安堵の胸をなでおろしているところです。
 ただ、何事もなく秋を向かえられたわけではなく、今年の夏もさまざまな出来事がありました。夏の平均気温が上昇し、多くの観測地点で最高気温の記録が更新されました。大雨、小雨など極端な天候にも悩まされました。
 また、アベノミクス効果の副作用でしょうか、円安や原料価格の高騰等でさまざまな…

第253号  25年9月号 (大川 史郎)

 『記録的』…8月はこの言葉を頻繁に目にした月でした。日中温度、平均気温など観測、統計したところ史上最高を更新する記録的猛暑などと報道される一方、全国的に各所で記録的な豪雨になり甚大な被害をもたらしたなど、連日ニュースを目にしていたのを思い出します。ここ秋田の大館市も「経験したことのない大雨」と報道され甚大な被害があったようです。被害に遭われた各所の方々には心中御察し致します。
 こんな大雨による被害が後をたたないなか東京都では少雨対策による“人工降雨装置”なるものが12年ぶり…