こまちの里だより 一覧

第224号  23年4月号 (長井 一彦)

  東日本大地震によりまして、被災されました皆様に、まず以って深くふかくお見舞いを申し上げます。多くの悲しい痛ましい犠牲者の方々そして余儀なくされる避難生活、日夜の報道を見るにつけ、言葉にも
出ない誠に悲しい思いでいっぱいでございます。どうか一日も早く、お元気になられます事を唯ただ祈っております。

 さて、私事で申し訳ありませんが、私の若かりし頃、16歳の昭和39年、出身地であります新潟大地震の大被害の後、追い討ちをかけた41,42年の連続大水害、それも7・17、8・16…

第223号  23年3月号 (大川 澄雄)

 仲間が、大潟村を去って行った、懐かしく寂しい思い出・・・・。先日、ある懐かしい歌がテレビで放映されておりました。お歳(大変失礼)を召された方は、ほとんどの人がご存知だと思うのですが。青木光一が歌う「柿の木坂の家」、なんとも郷愁を誘う物静かな歌でございまして、その歌を聴いておりますうちに、遥か彼の仲間とのせつない別れが甦ってきたのでありました。
 
 あれは昭和59年だったと思います。私共、とても親しく兄弟付き合いを交わした猟の仲間(干拓間もない頃には田植え後カモに荒らさ…

第222号  23年2月号 (早津 一仁)

新年が明けまして、2011年のスタートから早一ヶ月が過ぎてしまいました。 「一年の計は元旦にあり・・・。」と、心に決めた今年の目標に向って、また始まる一年の『稲づくり』の計画をじっくり考える冬の季節を迎えております。

 どうやら日本全国で寒波が居座っているようですね。特に日本海沿岸の各地では、気象データの観測史上最高の積雪量を記録してしまった地域が出始めているようです。テレビ報道でご存知でしょうが、秋田県・県南部の横手市や湯沢市では除雪作業に大変苦労されているようです。まし…

第221号  23年1月号 (太田 稔)

 12月、西の空がにわかに暗くなり、鉛色の雲が立ち込めると、ぼた雪とともに「雷鳴」が轟く。これが秋田県の県魚「はたはた」の到来を告げる合図でもあり、漁師たちは「はだはだ来るや~」と頬を緩め、この師走の海からの贈り物を求め、こぞって荒海に船を出す。

 このようにハタハタは雷と縁があり、雷=神鳴り=魚偏に神=鰰と漢字で表現されるようになったのです。この魚は元来深海魚であり、普段は日本海の水深500メートルまでの海底に生息しているのですが、冬が近づく頃になると産卵のために、ごく…

第220号  22年12月号 (清野 道義)

 あれほど長く暑かった夏、残暑厳しかった秋、季節の移り変わりは速く今では初冠雪の便りと共に冬将軍の到来がすぐそこまで近づいて参りました。朝夕はもとより日中でも防寒着がなくては居られないこの季節、今年も残すところあと僅かとなってしまいましたが、皆様方におかれましては如何お過ごしでしょうか。

 我が家と言えば相も変わらず子供達の部活で毎週のように土曜日曜日に出かけています。
我が家の子育てもようやく中盤を過ぎ後半戦に突入しました。長女はすでに就職をして自活をしています。次女…

第219号  22年11月号 (長井 一彦)

 肌寒く感じられる日が多くなって参りました。そんな天候不順の中、皆様におかれましては益々お元気にてお過ごしの事と存じ、心よりお喜びを申し上げます。

 秋田では11月ともなりますと、初雪に見舞われる時期でございまして、その頃に開かれますのが秋田県農業の祭典「秋田県種苗交換会」でございまして、今回で133回を数える日本一長い歴史を誇る、かって農聖と称えられました、故、石川理紀之助翁が農業の発展を願い始められたもので、秋田県はもとより東北各地から大勢の人が訪れ、講演会、農業シン…

第218号  22年10月号 (大川 澄雄)

  今にも、迷犬「ダフ」がひょいと現れそうで・・・・。
秋、それは稔りに感謝の季節、今年も果てしなく澄み切った秋空の下、コンバインの音も軽やかに、収穫出来る喜びに浸りながらの刈り取り作業に入りました。 じ~っとコンバインに乗っておりますと、何故か過ぎ去りし日の懐かしい思い出についつい没入している事もございまして「うわあ~」と我に返ると、刈る位置から逸れてしまっていた事もありました。そんな大ヘマは私だけかも知れませんが・・・・。そしてこんな事も・・・・。

 刈り取りが始ま…

第217号  22年9月号 (早津 一仁)

  暑い暑い夏から、ようやく秋の気配を感じられる昨今になって来ました。日本全国で本当に今年の夏の暑さ(高温)で、体調管理にご苦労されたことと思います。こんな残暑もあと少しばかりかと思います。冷たい物の暴飲暴食を控えまして、もうすぐやってくる「味覚の秋」・「食欲の秋」に備えたい所ですね。

 ここ最近、朝3時とか4時という時間に目が覚めてしまうことがあります。この夏場の季節的なこともありますが、今年は特に寝苦しいまま目覚めることもありました。まあ~、私もいつまでも「若いふり」…

第216号  22年8月号 (太田 稔)

  朝6時を過ぎると、にわかに外が騒がしくなります。それは近所の子供たちが、こぞってラジオ体操に出かける声であり「あー、夏休みなんだ」という事に気付きます。そして今でも胸から下げたカードにハンコを押してもらってるんだろーな?なんて、想像しながら朝仕事に向かうこの頃です。巷では、夏休みには海へ山へ、キャンプだ旅行だと忙しそうにしていますが、我が家ではもうそんな夏休みとは縁のない環境でして、子供たちもせいぜいお盆に数日帰ってくるのかどうか…という寂しい夏を過ごしています。

そん…

第215号  22年7月号 (清野 道義)

  何時も「こまちの里」をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
早いもので、今年も半分が終わってしまいましたが、皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしの事と思います。

 春に植えた「あきたこまち」もすくすく育ち、今では水面が見えなくなる程に成長し牧草地の様な草原を思わせるほどの緑で一杯になりました。我が家の圃場では、今月下旬から来月上旬にかけて稲穂が顔を出す予定です。
 今年の春は天候不順に悩まされ、生育の遅れと茎数不足が心配されましたが、梅雨入り前の好天続き…