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| 6月号 平成13年6月1日 発行 |
| メンバーより一言 (大川 澄雄 ・ おおかわ すみを) |
| 拝啓 時折訪れる小雨に、「あきたこまち」の早苗も瑞く緑を増して参り ました。本当に心地よい小雨、雨上がりには見渡す限りの早苗たちの "囁き"が聞こえそうな、穏やかで静かな、くっきりとしたそんな大潟村の 風情。今が一番爽やかな季節でしょうか。 今朝、田の見回りに車で回っていますと、道の傍に遊んでいるキジを何度か 見かけました。これも大潟村のもう一つの顔、まさに野鳥、小動物の楽園です。このおしゃれなキジ君、何時も同じ場所に番いでいます。車が近づくと傍の草原にメスを隠してからオスが隠れます(頭だけ隠すドジなキジもいるようですが…)キジはキジなりに思いやる心があるのでしょうか。ともすれば、人間より素適なカップルかもしれませんね。そんなカップルあと幾日かすると、とても可愛いよちよち歩きの数羽の子供と一緒に見かけるのも、もうすぐです。 小動物で多いのがイタチ、「どうして?」と思いでしょうが、これは干拓当時ネズミの駆除を兼ねて放されたとのこと。車の前を素早く横切ります。でも、ドジなやつもいて車と横切るタイミングが合いすぎて跳ねられているのもよく見かけます。でも、メスイタチはめったに見られないとのこと、写真に収めたら「賞金を…」と云う話まであったそうです。やはり、長閑な田舎ですね。キツネも棲んでいます。夜、田見回りに行きますと、ふたつの光った目を見せて疾風の如く走り去って行く様お見事です。 また、自然に生まれた動物ではないのですが、のら猫、のら犬の多さにもびっくり…。 のら犬はどうしても人に近づこうとする様ですね。車を止めていると、決まって顔を見せます。食べ物をやると本当に嬉しい目をして見ています。(本当はこのバカと思っているのかもしれませんが…)その犬しばらく見ない間に、ちゃっかり短大生と仲良くなり、皆に囲まれ幸せそうに歩いているのを見かけました。これも生きる上手な術なのでしょうか……。 次に、のら猫くんたち。どこの小屋に寄ったのか、ネズミ獲りもち(ピッタンコ)を背負ったヤツ、顔にキズを付けた勇ましいヤツ、カエル獲りに夢中なヤツ……。でも、みんな目を輝かせ、精悍に生きている姿を見ると本当にたのもしく、自然と共に生きている、ともすれば見た目以上に幸せなのかも知れませんね。 昆虫の類でしたら、ほんとうに多く棲んでいます。イナゴ、クモ、等など。コイ、フナ、メダカでしたら早苗田の中を泳いでいる事も…。これも大潟村が真剣に取り組んでいる「環境保全型農業」においての"証"ではないでしょうか? そんな大潟村「こまちの里」をどうぞご期待下さいませ。 大変ドジ話でございましたが、皆様、どうぞお健やかでありますことを北国よりお祈りしつつお便りと致します。 敬具 |
| 汗ばみし 野良着にここち 良き小風 |