月号  平成13年7月1日 発行       NO 106号

メンバーより一言   長井 一彦 (ながい かずひこ)
 お久しぶりです。
ようやく梅雨の時期を乗り越えて、暑い夏場を迎えました。
陽差しが日増しに強く感じられる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 東北みちのく秋田は中旬以降まで待たなければ、本格的な夏を迎えることが出来ません。今少しばかりの間、露に濡れた深き緑の世界をじっと満喫し…。 紺碧の空のもと、海に・山に賑わいを見せるのもそれからです。スタミナを摂って飲み過ぎないよう気をつけまして、仕事に趣味にと頑張っていきたいと思います。
 私どもの「あきたこまち」も7月中頃には、稲穂をつける準備に入ります。どうか天候に恵まれまして美味しいお米が穫れますようにと祈りながら、イネの生長を見守り、ホット胸を撫で下ろすのもこの頃です。暑い夏と豊作を期待したいものです。

 35年ほど昔の話ではありますが、野球に情熱を注いだ少年がおりました。毎日夜遅くまでの球拾い、走り込み、先輩たちのストッキングやユニホームなどの洗濯、冬は雪中トレーニングと称してのラグビーなど、大変厳しい練習や試練に耐えてそして耐えて、ただ野球をやりたい一心で頑張ってみたものの、ある日農作業を手伝っているときに肩を打ち、ボールを投げることが出来なくなり、一人涙を流し夢見た甲子園を断念したと言う。
 あの少年はその後、右から左投げに挑戦して楽しむ野球をしてきたけれど、悔いは残したくないと言って、壊れた肩を元に戻す為に時間をかけて調整しているそうな。若い頃に果たせなかった想いを、仲間たちと一緒に楽しくも苦しいだろう彼の姿を見て感動すると共に、熱き心を持ったチャレンジャーに乾杯……。
 皆々様の益々のご健勝をお祈り致します。私どもは今後とも、大潟村における「環境創造型農業宣言」に徹し、精進してまいります「こまちの里」を何卒宜しくお願い申し上げます。


   草取るや ひやりと今朝の 青田風