月号  平成13年9月1日 発行       NO 108号

メンバーより一言 (太田 稔 ・ おおた みのる)  
 暑かった夏も終わり、朝晩はめっきり冷え込むようになったこの頃
皆様方におかれましては如何お過ごしでしょうか。こちら秋田では
この昼夜の温度差が稲の穂に充分な栄養を送り込む大切な季節なのです。この分で推移しますと、美味しい"あきたこまち"も、今月の末頃には皆さんのお手元に届く事でしょう、乞うご期待ですね!

さて、この夏も各地で様々なイベントが繰り広げられ、沢山のドラマが生まれた事でしょう。中でも、日本中の目が釘付けになった事といえば、まず熱闘甲子園でしょうか。
ひとつの白球に青春の全てを賭けるかの如く熱く燃え、1球に歓喜し、1球に涙し、戦慄のドラマを繰り広げ、汗と涙で私達に夢と感動を与えてくれた高校球児達よ、ありがとう! また、秋田では先月「あきた元気になあれ」の合言葉でワールドゲームズが開催された。これはオリンピックの公式競技にはないスポーツの世界的な祭典です。私どもの大潟村ではパラシューティングと水上スキーが行われ、上空3000メートルのヘリコプターから一気に40人が飛び降り、フォーメーションを組んだ後、クモの子を散らすように360度に広がり、最後は観客の頭上をかすめるように着地、また、パラシュートを操作して着地点をミリ単位で競う競技など、そして水上スキーでは70メートルを超すジャンプ競技、飛沫が芸術的なスラロームや素足での華麗な滑走、連続宙返りなどなど、難度の高い演技に観客の拍手は止まなかった。
この夏、私たちを益々熱くさせ、そして最高の感動を与えてくれた各国の選手の皆様本当にご苦労様でした、そしてありがとう。脳裏に焼きついた貴方たちの勇姿を、私たちは決して忘れる事はないでしょう。

そんな感動でむせ返った2001年の夏、我が家の小6の長男(翔)は、小学校の野球大会で初戦コールド負けを期し、ヒマだらけになった夏休みを、どこかのテレビCMのコピー「モノより思い出だあ〜」と遊びまくって終わったのだった。だが私は知っている。始業式まじか友だちの家で宿題を丸写ししてきた事を、夜なべで読書感想文を書いていた事を、日記を書くために妻のメモ帳からスケジュールを拾い、インターネットで夏休み中の天気を調べていた事を。でも、それ位は勘弁してやろう、私も同じような経験があり、いつの時代も小学生の夏休みは、宿題の山で幕を閉じるものだから。しかし私は見てしまった「え〜と、起床は6時半ぐらいかなー、朝ごはんは7時っと、それからお手伝いをして勉強かな....」ぶつぶつと呟きながら、とても立派な夏休み中の、一日の計画表を....始業式の前夜に書いていた事を...。
                                     
   玉と少年の 翔ゆくはてや 秋さやか   こまちの里