第145  平成16年9月・新米発送特別号  

メンバーより一言  (大川 澄雄・  Sumio okawa
  ことしの夏は、猛暑、集中豪雨、地震、噴火、そして何と申しましても、七つも日本列島に上陸致しました台風・・・異常気象による本当に大変な被害でございましたね。謹んで心からのお見舞い申し上げます。
 でもいくらか秋の気配を感じさせる頃となりました。あの凌ぎやすい秋の日が一日も早く皆様に訪れますことを、北の空より心底お祈り致しております。

 そんな中、三度の台風に見舞われました大潟村、地域によりまして塩害による多大な害を被りましたが、幸いかな私ども「こまちの里」の圃場は海から離れておりまして、少々の被害に止まりました。これも皆様のご支援を頂きました賜物でございまして、伏して感謝申し上げます。そして刈り取りも順調に進みまして、皆様のご期待に添うことが出来るようでございます。お買い上げ賜りました皆様に厚くお礼申し上げます。

     狂い咲く さくらの花の 赤あかと
              哀しきまでに 秋の陽を浴ぶ     愚歌

 今、大潟村でも名所になりますでしょうか、10キロメートルの桜並木がございます。その桜の葉っぱが次々と襲う台風によりまして、全て枯れて落ちてしまったのでございますが、澄み渡る秋空の下、八重桜の並木に赤い花が見事に「狂い咲き」したのでございます。その花の数の多い事、春の開花と同じぐらい咲いたのでございます。
 雲ひとつない、まさに紺青の空をバックに赤く咲いた八重桜の並木、その華麗さにはとても表現出来ない程のコントラストでございました。
 でも綺麗と言う思いとは裏腹に、何かその桜の性に哀れさを感じずにはいられませんでした。子孫を残すと言う植物の習性かも知れませんが、精一杯咲く八重桜、「来年はどうなるのだろうか?」そう思いつつ、いとおしく、寂しい哀れな晴天の秋空での北国の出来事でございました。

 今年もとんぼ、蜘蛛の巣、バッタ、カマキリ等など、刈り取りの中をにぎわせております。これも環境にやさしい稲作りを行なって来た証しでしょうか。心を込めて育てました「あきたこまち」、その感謝と真心をお米の中に込めまして、お届けさせて頂きました。どうぞご賞味くださいませ。
 皆様のご健勝とご多幸を、そして今後共ご愛顧賜ります事を、唯々ご祈念申し上げまして一言と致します。誠に有難うございました。  
           こまちの里

     
      佳き人に 嫁ぐや嬉し 米こまち    こまちの里