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| 第151 平成17年4月1日発行 |
| メンバーより一言 長井 一彦(Kazuhiko Nagai) |
「寒さ・暑さも彼岸まで…」などと言っておりますうちに![]() 春爛漫の桜前線も北上中です。私どもには、のどかな春の時節でも恍惚の気分にも浸っておれず、仕事に精を出している毎日です。 春の時期は、どちら様も忙しく明け暮れている事 でしょうが、農家の春作業も限られた時間に間に合わせるよう、やるべき事が沢山ありまして大変です。4月10日頃には、『あきたこまち』の種まき作業が始まりますが、その前に床土づくりから育苗ハウスの準備やらで、「なまった身体」にムチを打って頑張ります。 その間に桜前線も北上し、秋田での開花時期は20日頃か。ゆっくりと花見も出来ないほど、時には夜なべ仕事も覚悟の田起こし作業などに明け暮れます。良いお米を作るのに大切なのが、「苗半作」と言われますように、初期の育苗管理に神経を注ぎ、日々の天候にも気をつけているのです。昨年のような収穫時期になっての甚大な被害のないようにと祈り、実りの秋には皆様方に「美味しい・あきたこまち」をお届けできる事を願って頑張って行きます。 大阪万博から35年振りの愛知万博、「愛・地球博」が始まりましたね。 地球規模における世界最多の120の参加国で、未来の暮らしを予測した自然との共生可能な在り方を考える「環境博」だそうです。 その昭和45年は、当時私たち「八郎潟干拓地・入植訓練生」が、訓練所で大型機械化農業を学び、実地経験を積み、翌年からの大規模農業を夢見て励んでいた年でありました。 わずかな夏休みを利用して、当時千葉市に住んでおりました姉を訪ねた時の話。翌朝、駐車場に確かに停めておいたはずの私の愛車が、見当たらないではありませんか? なんと、盗んだ不届き者は大坂万博まで遊びに行き、帰りに衝突事故を起こしてその場で逮捕。盗難車とわかり、その後運良く私の元に戻る事になりましたが、ボロボロ状態は免れませんでした。 時の経つのも早いものです。入植以来「生活のため」だけに農業に託し頑張って来たものです。昨今考えさせられる事は、地球規模での温暖化問題に対し、また世界の人口増加による食糧問題などに対し、皆様方と情報交換出来るようになってから早13年が経ちました。今は少しながらも、『環境にやさしい農業を目指す』私ども一人一人になりました。何を実践すればいいのか、愛知万博を通して学び、具体的に考えて行きたいものと思っております。何卒皆様方のご指導の程、宜しくお願い申し上げます。 |