第166  平成18年6月号  

メンバーより一言 (早津 一仁 ・ Kazuhito Hayatu)
 そよかぜと新緑に包まれた季節がやってきました。眩しい限りの、
初夏の装いを見せる太陽の日差しが感じられるようになりましたね。
いつもいつもお世話になっております事、ご愛顧頂きますことに
ただただ感謝・感謝であります。本当に有難うございます。

 私たち稲作農家にとりまして、一年で一番忙しくもあり、嬉しい充実感と疲労感を感じながらの『田植え』作業が、一週間ほど前に無事終了致しました。今年もまた機械的なトラブルは幾つかありましたが、家族が健康で怪我なく忙しい作業を終えられたことを嬉しく思います。「ほっと・・・!」一息つけるそんな時期でもあります。
昔も今も、この一つの区切りとして、春作業の労をねぎらっての『早苗振り』と称しての宴会を執り行なってきました。(まあ、その形式といいますか、内容はだいぶ様変わりしてしまっているようですが・・・?)ちょっと束の間ですが、美酒で乾杯です。

 「アイドリング・ストップ」といわれていますように、実は3年ほど前からでしょうか。わが家では、田植え作業中の田植機のアイドリングはゼロにしております。最初の目的はそれこそ省エネと、排ガスを少しでも減らせれば・・・なんていう単純な思いからでしたが、今となっては莫大な効果だなと自負しております。毎朝タンクを満タンにしてから田植機をスタートさせますが、午後には必ず一回給油しなければ一日の仕事ができませんでした。それが今では朝の満タンで十分足りてしまうのです。どれ位省エネになっているか量ってみてはいませんが、これだけ石油製品が高騰していますので、これは凄いことですよね! そして何といっても「夫婦円満・家族円満」でしょうかね。苗の手渡しや何か指示を出す時など、エンジンが止まっていて静かですので、何かを云うにしても大声で怒鳴る必要はありませんから・・・。そしてもう一つ。蛙や小鳥たちのさえずりが色々な方向から限りなく聞こえてきます。そんな普段見逃している大事なものが、私の耳から入ってきてくれています。(ただ時々隣り近所の家族の会話が風に乗ってきて聞こえてしまうことが・・・おっと失礼)

 わが家の娘たちはこの4月、長女は中学校に入りまして、今度はバレーボール部に入部しました。二女は小学4年になりまして、バスケットボールを始めました。子供のうちに色々な経験を積んでもらいたいと思っています。あっという間に厄年を過ぎてしまいました私ですが、健康に留意して頑張って参ります。私ども『こまちの里』もお陰様にて、この春15年目のスタートを切ることが出来ました。これからも変わらぬご愛顧と、
より一層のご指導を頂きますようお願い申し上げます。

      喜雨ありて 沁みる心地や 五臓まで