5月号  平成12年5月1日 発行

メンバーより一言 太田稔 おおた みのる  

 
風薫る5月、爽やかな新緑の季節となりました。 皆様方におかれましては益々ご健勝の事と存じます。   この時期、なんといっても1年中で一番気持ちの良い季節ではないでしょうか。皆様の街 だって、新社会人の襟元に覗く純白のシャツや初々しい春色のスーツ、電車の車窓に飛び込む眩 しい程の街路樹の緑、そんな情景に新しい春を感じ、そして自分もまた新しい世界に向けて歩み出す、そんな新鮮な気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。それもこれも、やはり「四季 のある国」日本ならではの事、嬉しいものですね!

 今年みちのく秋田では、桜前線の北上は穏やかで、開花予定は4月20日頃という事でしたが我が村の桜は、まだまだつぼみは固く、数日前からようやく,ぽつぽつと花が見えて来ま した。そんな日曜日、小5になる長男の翔(かける)は、同級生の男だけで「花見だ〜」と 言って、ゴザと弁当と何故かおつまみセットを抱えてチャリンコで出かけていきました。テ レビの予報では強風、波浪、大雨、洪水、雪崩の各注意報に雷警報のオマケまで付いてると いうのに・・・ まっいいか、最近天気予報は外れっぱなしだし・・・お気楽な父親である。

 そんな訳で、今回は「観天望気」について一言。 みなさんは「観天望気」というのをご存知でしょうか、それは自然現象をもとに、天気を占 う技(?)の事を言います。
例えば「月や太陽にかさがかかると雨」などです。今でこそコ ンピューター技術の向上とデータの蓄積により、かなりの確立で天気を予想していますが、 昔はそんな物もなく、周囲の山や雲、そして自然界のあらゆる変化から天気を予想していたのでしょう。そんな中で、結構当たる物をちょっと紹介してみます。 ツバメが低く飛ぶと雨、カエルが鳴くと雨、飛行機雲が出ると雨、夕焼けは晴れ、朝焼け は雨など。長期予報としては、梅の花が下を向いて咲くとその年の春は雨が多い、カラスが 木の高い所に巣を作ると雨が多い、桜の花色が薄い年は寒い、カマキリの卵の高さまで雪が 積もる等、いろいろありますが、どうもマユツバなのは「猫が顔を洗うと雨」です。我が家 の庭をたむろする猫を観察してみますと、黒ちゃん(隣の気品高い猫)はいつでもどこでも 顔を洗っているけれど、ブタしろ(きったないドラ)が顔を洗うのは見たことがない。(だか ら、いつも顔は目ヤニだらけのシミだらけ)  ちなみに、我が家のカミサンの「観天望気」。私が飲み会で遅くなると翌日は槍・・・ じゃな くて雨、平日の日中は晴れ(子供達が学校なので)、日曜、祝祭日は、朝から晩まで大荒れ、 長らく何所へも連れて行かないと近々嵐の気配そして子供たちが早く寝た日は晴れ・・・かな。

 冗談はともかく私たち農家は勿論、日本人全てが望む気象衛星「ひまわり」を乗せたロケ ットさん、どうぞ今度こそ落っこちないで下さい。私の下駄はそれこそノー天気なもので。