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| 9月号 平成12年9月1日 発行 |
| メンバーより一言 (清野 道義) |
| 暑く厳しい夏もようやく過ぎ、朝夕はだいぶ過ごしやすくなってきた今日この頃、ふと気がつくと汗のかいた体を秋風が通り過ぎてゆきます。
私達の村では先月、村長と村議員の選挙が行なわれました。そして秋田県では半世紀、大潟村では、初めての女性村長が誕生しました。また、議員選でも女性議員が一人当選し、村の行政でも新しい風が吹こうとしています。最近、農業を取り巻く情勢は、あまり良いとは言えない状況にある中でどんな風を吹かせてくれるのか楽しみです。 早いもので稲の収穫時期がやって参りました。4月上旬に種を蒔き、5月に田植、そして今、8月に出穂した稲穂は頭を垂れ、見渡す限り黄金色に輝く稲穂のじゅうたん、その中を早く私達のあきたこまちを皆様に食べて頂けることを願い、コンバインを走らせております。 ここで我が家のこわーいエピソードをひとつ。 長女のバレー部が夏の郡大会で優勝し、その祝賀会で、たまたま祖父母が外出していたので、一番下の瑠美を連れ夫婦で参加した時の事、祝賀会が終わり、監督の見送りにみんなで外に出たのですが、私の妻と手をつないで出てきた瑠美が突然妻の手を振りほどき暗闇に向って走り出したのです。「お父さん、止めて!」と、後ろで妻の声がしたのですが、時既に遅し「ギャー」と叫ぶ瑠美、そこへ駆けつけてみると、なんと側溝にはまって泣いているではありませんか。その時は膝と肘をすりむいただけと思ったのですが、次の日あまり痛がるので病院に連れて行ったのです。診断の結果は単なる打ち身と打撲という事で私達は一安心。ところが二日過ぎても異常に痛がるので別の病院に連れていったのです。結果は肘の亀裂骨折で左腕にギブスを巻いてもらいました。そして、前に行った病院は「整形外科の専門病院なのに...」と話しながら帰ってきたのです。ついでに瑠美は左利きなので、箸と鉛筆はこれをきっかけに右手で持つようになればと期待していました。三週間後、いよいよギブスが外された日、念のためにレントゲンを撮ってもらったのですが、そのレントゲン写真を見ながら先生が一言「あーもう付いていますが鎖骨にもヒビが入っていましたねー」って、私は呆れてしまいました。 私の娘のながーい一コマでした。ちなみに瑠美は、ますますわんぱくで、箸も鉛筆も左に戻ってしまいました。 ただ今稲刈り真っ最中。私達の新鮮で最高の”あきたこまち”の味を楽しんで頂ければ幸いです。 |
| ──新米や こころも添えて 旅立ちぬ── |